スペイン発のNetflixオリジナルドラマ『ペーパーハウス』をシーズン3まで見て、主人公の1人である嫌われ者「トーキョー」の悪行や活躍、嫌われる理由、演じている女優を中心にご紹介したいと思います。
『ペーパーハウス』は、”教授”と呼ばれる人物とプロの犯罪者たちが、人質を盾にスペイン王立造幣局等で”教授”の立てた強盗計画を実行するという話です。
そんなスペインで大人気ドラマである『ペーパーハウス』で、ドラマの人気と比例して視聴者から嫌われている人物が「トーキョー」です。他に類を見ないほどの相当な嫌われようです。
今回はそんな「トーキョー」についてネタバレありで詳しく調べていきたいと思っています。
目次
『ペーパーハウス』主人公・トーキョーが嫌われる理由と演じる女優について
1.視聴者からとことん嫌われる「トーキョー」
主人公の1人なのにここまで嫌われるキャラクターっているんですかね?しかも『ペーパーハウス』は結構イライラさせられるキャラクターがたくさんいるにも関わらず、トーキョーが特段嫌われています。
映画のレビューサイトやTwitterを見ると相当な数のヘイト発言がトーキョーに寄せられています。
以下はTwitterで嫌われ者・トーキョーに寄せられたツイートです。
ペーパーハウス、主人公のトーキョーがめちゃくちゃ嫌いすぎるモスクワの言っていた浅はか・利己的ってのが当てはまり過ぎて辛い他のみんなは札刷ったり穴掘ったり色々やってんのにあいつは銃持ってふらふら歩いてたまにリオとイチャつくだけだしよ!?!?!?
— デコイ (@scumgal) September 3, 2019
うーーん
トーキョー好きになれない#ペーパーハウス— ま ろ ん (@xxxxxmaronxxxxx) April 5, 2019
リオとトーキョーがいつも問題を引き連れてくるなwまぁだから面白くなるんだがwデンバーとモニカは幸せになってほしい😭#ペーパーハウス
— メリケン・アームストロング(やまびこ評論家) (@zombielivetv) August 26, 2019
トーキョーの性格は嫌い。
(観ててイライラする)デンバーの笑い方が苦手。
教授とラケルとナイロビが好き。
— Ⓜ︎ (@rg_1_mk) May 12, 2019
ベルリンとのロシアンルーレットの場面(投票で負けて逆ギレして有能な仲間を殺しそうになった)でナイロビに放った言葉で本当にトーキョーが嫌いになった
物語を発展させるためのキャラクターだとしても受け入れられないわ無理だわあの女— デコイ (@scumgal) September 4, 2019
相当嫌われていますよね。しかもこんなんごく一部のツイートですからね。
2.「トーキョー」が嫌われる理由
トーキョーが嫌われる理由は、彼女の性格と教授の立てた強盗計画を実行するにあたり散々チームの足を引っ張ってきたからでしょう。
何か問題が起きる時は大体その渦中にトーキョーがいますからね。
それと強盗のメンバーや人質等多方面に、理不尽に攻撃的・挑発的な発言が目立ちますからね。
嫌われる原因となっている彼女のこれまでのエピソードと性格について見ていきましょう。
嫌われる要因となったエピソード
①シーズン1第2話
最初にヘイトをためたシーンは強盗計画がさあ始まったという矢先でした。
教授の当初の強盗計画は、警察であれ強盗であれ誰も傷つけることなく、世論を味方につけることでした。
造幣局の前で警察と対峙する場面で、警察は発砲してこないと思ったが予想に反して発砲してきて恋人であるリオの顔面を銃弾がかすめました。
パニックになったトーキョーは、教授の指示に反して怒りに任せて警察めがけて発砲して警察を負傷させてしまったわけです。
警察が予想に反して発砲して恋人が傷ついたため発砲するのはわからないでもないですけど、計画がこれから始まるってところでいきなり教授の指示に背いたんで「は?」って思いますよね。
しかもその後、ナイロビやデンバーに怒られたところで何故か逆ギレしてますからね。
そもそも恋人はメンバーの中で作っちゃダメっていう約束だったのにリオと恋人になっているのも、「強盗計画に恋人作りに参加してんの?」って感じですけど。(まあこれに関しては、デンバーやベルリン、さらに教授さえ女とイチャイチャしてたのでなんとも言えませんが、、、)
②シーズン1第3話
次は第3話です。
トーキョーがリオと恋人であるということを隠すために皆んなに対して「あんなガキ(リオ)と付き合うわけないじゃん」的なことをリオの前で言いました。
リオが人質のアリソンの見張りをしている時に、トーキョーが来たためリオがその件についてキレて喧嘩が始まるわけです。
当然見張りがおろそかになり、アリソンはその隙を狙い、壁に貼り付けられた自分の携帯を起動して助けを呼ぼうとします。
間一髪でリオはアリソンが携帯を使っているのに気付きますが、警察に携帯を探知され携帯のカメラで顔バレしてしまいます。それにより、結局2人は身元がバレてしまいます。
そのことがメンバーに知られ、リオが罰を受けます。そしたらまたトーキョーが教授に対して「あなたはこの場にいないでしょふざけんな」的な逆ギレをします。
5ヶ月も強盗計画の準備しといて見張りもこいつらろくにできないのかよと、私もイライラしました。すごい計画がこれから始まるというワクワク感がある中で、この体たらくですからね。
しかもそれを反省せず逆ギレするとこがうざい。
③シーズン1第6話
これは一概にトーキョーが悪いというわけではないですが、気性の荒さやトラブルメーカーっぷりを表すエピソードです。
ベルリンが、携帯を持ち出そうとした人質・モニカを罰するため、デンバーに殺すように指示します。(実際は殺してませんが。)
トーキョーはベルリンが教授の「誰も傷つけない」という指示を破ったため、自分から教授に電話するように銃を突きつけ脅しました。
まあこれは、そもそもベルリンが悪いんですけど、わざわざ味方に銃をつけつけて脅すというトーキョーのヤバさも際立ちます。
④シーズン1第8話
リオと人質のアリソンが仲良さそうにしているところをトーキョーは目撃してしまいます。
トーキョーは嫉妬して、アリソンに対してリオは私のものだぞということを示すためにマウンティングして脅しました。
これは軽いエピソードですが、強盗しているのに恋に必死という滑稽さがあります。
⑤シーズン1第9話
その会話を聞いたモスクワから、「お前は泥水の中で、一つの石から別の石に飛び移るのを楽しんでいる。お前が飛び移った後はその石は沈んでいく。お前は死体を泥水に置いていくんだ。それがお前だろ。」と言い放ちます。
実際にトーキョーはこの強盗計画の前に、装甲車の強盗を計画して当時の恋人を巻き込み死なせています。そして、指名手配状態になり、それを知った母を苦しませ結果的に母は死にました。
トーキョーがなんかしたというエピソードではありませんが、モスクワはトーキョーのヤバさに早々に気付いていたんですよね。
⑥シーズン2第2話
これが一番ヤバいエピソードです。
教授から連絡が来なくなり、テレビにも教授の姿が映っていて逮捕されたんじゃないかという疑惑が出ました。
それでもリーダーのベルリンは教授を待つことを決めますが、トーキョーはそれに反発して最終手段として取ってある作戦を実行するようにベルリンに持ちかけます。
多数決で結局ベルリンの意見が通り、教授を待つことにしました。
しかし納得いかないトーキョーは、リオとデンバーを従えてベルリンを襲い、椅子に縛り付け、ベルリンのみが知る最終手段として取ってある作戦を教えるよう脅します。
ベルリンは口を割らないため、ベルリンが生きるために必要な薬を一本ずつ割っていき、さらには弾が入った銃でロシアンルーレットをして危うくベルリンを殺しかけました。
これは正直トーキョーがクソすぎです。多数決で待つと決めているのにベルリンを脅し、さらにはベルリンを殺しかけるという。
感情任せで自分勝手に動きすぎですよね。常にチームの輪を乱しています。
⑦シーズン2第3話
ベルリンを殺しかけるというヤバい行動をとったため、ベルリンによってトーキョーは造幣局を追放されます。
トーキョーは警察に捕まり、ラケルたちに強盗についての情報を教えるように説得されます。
最初は頑なに拒み続けますが、情報を教えれば減刑されるというラケルの説得によって、最終的には教授の本名を吐いてしまいます。
まあこれについてはしょうがないっちゃしょうがないですが、あんな強気な性格ならそんなんで吐くなよとは思います。
⑧シーズン2第7話
トーキョーは捕まって移送される段階で、教授の手配により、無事移送車から逃げ出すことに成功しました。
教授の指示で電話を待つように言われていたわけですが、恋人リオのいるところに戻るためバイクに乗り、造幣局へ正面突破で戻ろうとします。
仲間は正面突破しようとするトーキョーを見て、急いで援護をしますが、援護していたモスクワが負傷してしまい、結局死んでしまいます。
「お前は泥水の中で、一つの石から別の石に飛び移るのを楽しんでいる。お前が飛び移った後はその石は沈んでいく。お前は死体を泥水に置いていくんだ。それがお前だろ。」というモスクワのセリフそのまんまのことが起きましたね。
教授の指示に従っていればいいところを、また頭を使っていない唐突な行動に出るというどうしようもないトーキョー。
⑨シーズン3第1話
無事皆んな逃亡に成功し、各地で思い通りの生活を楽しんでいます。
トーキョーとリオも南国で自由な生活をしていたわけですが、トーキョーが島から出掛けて、2人が電話をしたタイミングで警察に逆探知されリオが捕まってしまいます。
リオを助けるためにまたメンバーが集まるわけです。
これもしょうがないっちゃしょうがないですが、やっぱり問題が起こるのはこのカップルのミスからなんですね。
トーキョーの性格
上記のエピソードや他の描写からわかるトーキョーの性格をざっと挙げると下のような感じですね。
- 短気すぎる
- 恋に生きている
- 自己中心的
- 頭が良くない
- 突発的な行動を取りがち
- 反省をしないタイプ
- 感情的
ネガティブな要素を挙げるとこんな感じです。
これは嫌われて当然と言わざるを得ないですね。
そしてこんな性格でも、チームに貢献していたらいいんですけど、足を引っ張るエピソードばっかで特別なスキルもないですからね。
他のメンバーだったら例えば教授は圧倒的な頭脳を持つ、ナイロビは紙幣製造に精通、ベルリンは統率力がある、モスクワは工業機械に精通、リオはコンピューターに強いという感じに強みやスキルがあります。
トーキョーにはスキルが何もないくせに威張ってますからね。
3.「トーキョー」の魅力
そんな嫌われ者のトーキョーですが、案外トーキョーが好きっていう人もいるんですよね。
以下はTwitterでトーキョーに対して好意的なツイートです。
Netflixでずっとペーパーハウス 見てるんだけど主人公のトーキョーが好きすぎてやばい
レオンのマチルダをそのまま成長させたみたいな感じでやっぱチョーカーには一番黒髪ショートボブだよなってかんじする— ちゃろみさ👩🏽🦳 (@cikicikis000321) July 31, 2019
#ペーパーハウス のトーキョーが綺麗すぎてCGのよう😍ボブのほうが好きかも。フジコちゃんっぽいのも似合いそう#MoneyHeist
— やっこ🇭🇰👶1歳児 (@choichi37) August 7, 2019
トーキョーさんのTバックビキニのお尻が完璧すぎて惚れ惚れ。
この女優さん小悪魔美人で魅惑的〜。何を着てもカッコいい。#ペーパーハウス— Lily (@Lily6818) July 25, 2019
確かにトーキョーって小悪魔的美人ですよね。レオンのマチルダ感もわかります。
あんな美女に言い寄られたら一瞬で恋に落ちます。
あの危ない女って感じと抜群のルックスは確かに魅力的です。
後あまり活躍したシーンがない彼女ですが、戦闘シーンでは結構活躍しているんですよね。
シーズン1第12話では、敵からの激しい銃撃を受け造幣局に侵入されそうになった際、トーキョーが危険を顧みずマシンガンを持ち出し乱射しました。
そのおかげでなんとか敵の侵入を防ぐことができました。
嫌われ者のトーキョーですが、強烈な個性を持ち多くの人を魅了するのは間違いありません。
4.『ペーパーハウス』における「トーキョー」の役割
強盗のメンバーとしては厄介もので評価はできません。
しかし、物語の語り手であり、主人公の1人とされているわけですし、『ペーパーハウス』というドラマを面白いものにするのには必要不可欠な人物ですよね。
トーキョーはある意味このドラマ、そしてスペインドラマを象徴しています。
「情熱の国スペイン」という言葉があるように、スペインの人は情熱的で恋も盛んです。
『ペーパーハウス』はトーキョーとリオを始め、教授とラケル、デンバーとモニカ、ベルリン等色んな登場人物の恋模様が盛んに書かれていますよね。強盗してんのにそんなたくさん恋愛するなよってくらい恋愛が描かれています。
そして、このドラマは大体仲間のミスによってトラブルが起き、仲間同士の激しい喧嘩が起きます。
そんな恋愛と仲間割れが醍醐味のこのドラマにおいて、その象徴でもあるトーキョーは物語を面白くする上で外せない人物ですよね。
5.「トーキョー」役を務めるウルスラ・コルベロ
そんな抜群のルックスを誇るトーキョー役を演じるのはウルスラ・コルベロというスペイン・バルセロナ出身の女優さんです。
1989年8月11日生まれなため、アラサーですね。
そしてPRTIMESによると、ウルスラ・コルベロさんはあの有名ブランド「ブルガリ」の新アンバサダーに任命されています。
セクシーでスペインっぽい雰囲気のある女優さんですよね。
インスタもやっているみたいですね。
6.まとめ
今回は『ペーパーハウス』の主役の1人であるトーキョーについて嫌われる理由や女優についてまとめてみました。
トーキョーは短気で自分勝手な性格で常にトラブルの中心にいるため嫌われているんですね。しかし、圧倒的なルックスと小悪魔的魅力があり、人気があるのも事実なようです。
また、大人気ドラマ『ペーパーハウス』の続編が早く気になりますね。
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